入社までに読んでねと言われたので読むことにした。
普段ビジネス書は読まないのだけど、読んでみたらかなり平易でわかりやすかった。
とはいえ、実践できるかと言われると別の話。
成長マインドセット
全員経営者マインドセット――MSマトリクスで実現する次世代組織
成長マインドセット
書いてあること自体は、人によっては当然のことにも思えるけど、言語化されることで理論として意識できるようになる。
個人的には、自分の考えと合っていて「ああこれでよかったんだな」と思った。
以下はほんの一部だけどざっくりメモ。
ブレーキ1「悩み」
三叉路で決断したらあとはブレーキを踏まずに突き進め!(とはいえ覚悟がいるので、まず2年と期間を決めてみる)
課題は全て自分事と捉える。意識の問題。それによって行動が変わる。
結果がどうとかは関与できるところじゃないので投げ捨てる。失敗しても自分の成長になる。
悩みには2種類あって、自分が解決しようがある悩みと自分にはどうしようもない悩み。
後者に頭を悩ませるのは無駄なので、自分の影響範囲を広げるor悩まないことにする。
全力でやったなら、それが例え自分の理想にならなくてもうまくいく。
ブレーキ2「大きな子ども」
悩みが事象的なブレーキとすると、状態的なブレーキ。人の性質には起因するところ。
自己中心的、自分が正しい
優柔不断、その場しのぎ
など
自身にそういった性質があることをまず自覚する(これは悩みブレーキも同じ)
↓
自分だけでなく、周りの人と「大きな子ども」を大人にしていく。
場合によっては鼻を折ることも必要。
・育成の難易度
自分<配偶者、子供<親、友人<知人、他人
自分<部下<上司、同僚<取引先、顧客
外側の方は正直しんどいので、しゃーないよねって思うだけでも自分の気の持ちようが違う。
全員経営者マインドセット
『成長マインドセット』は個人だが、こちらは組織を伸ばす上で重要なマインドセットを育てる、みたいな感じ。
どちらかというと本書のほうが刺さったけど、成長〜を受けている内容もあるのでやっぱり両方読むべきかなあ。
対象はリーダー層だけど、どの立場であっても自分に求められるものを把握しておくことは大事だと思う。
マインドセットの要素
- 当事者意識
- ブレーキを踏まない覚悟
- オーナーシップ
- 全体最適
- ミッションフィット
- バリュー体現
他にも評価とかリーダーについてとかもあったけど割愛。
就活で感じた「企業が求めるもの」が言語化されていて、あ〜〜これかあ〜〜〜ってなった。
頑張るぞいぞい!!